針生検画像は「必殺仕事人」チック

一ヵ月後の5月14日、この日のクリニックは比較的空いていました。

横になると、エコーの台は上昇します。

前よりやや小さくなっていましたが、シコリは存在していました。

「うーん」

ドクター、しばし私を上昇する台にのせたまま熟考。

「このまま小さくなったら、針刺しにくくなるかな。針生検やりますか。

今忙しくないからやっちゃう?」

「はい」

急遽、針生検査となりました。

丸く穴の開いた布をかけられ(手術だというかんじ)、麻酔を打ってから、ちょっと切開して

機械を入れる隙間を作ります。

機械は通称「ガチャポン」と呼ばれるもので、刺すとバネで細胞を採取します。

痛みよりも衝撃がありますよ、と説明を受けました。

(この説明をはぶく医師もいるようです)

エコーで写し、シコリの位置を確認したら刺して撮影。

私は02年にもこの検査を経験しているのですが、その時は大学病院で8人ほどに囲まれていたのと

はじめてで緊張していたので、エコー撮影した事までは覚えていませんでした。(部分麻酔でした)

ただ刺したのはは「ガシャポン」ではなく、医師が「ご気分大丈夫ですか?」とききながら手で針をさして採取した事をよく覚えています。

麻酔はすぐにきき、針をさしたものの出血もなく、すぐに終了。

画像と、標本を見せてくれながら

「おそらく良性だと思いますよ。では21日に来てください」

と言われました。